【映画】「日々是好日」と樹木希林の言葉

樹木希林が今生きていたら。コロナのことをどう言葉にしていただろう?
来年もまた同じことができる幸せを感じたい。

映画「日々是好日」を観た。

映画館で観て、それからネット配信でも観てから

原作者の本も読む。

その後、お茶の先生役の樹木希林さんのインタビュー動画をみた。

彼女の亡き後も時々映画や動画、書いたもの、雑誌などを時折手にとる。

樹木希林さんが今もし生きていたら、このコロナ禍に対してどう話しただろう?どう過ごしただろう?

映画「日々是好日」インタビュー動画から印象に残った話を

・「初釜」のシーン

スタッフがお茶の練習を重ねていた

だからさばきや進行がよかった。

スタッフの努力というものは画面に出るものだ

・「黒木華」について

柔らかくてしょいと受け取り、ひょいと出すひと。

自分の肉体をかためない。

普段の自分を淡白にしておいて役によって変わる。

この映画は彼女がこの役を引き受けて成立した。

・「見どころ」について

「見どころ」を聞くのはおんぶに抱っこですよ(と聴いた側に対して)

それは自分で見つけるもの

・今の時代について

今、この地球がどうなるか、周りの国のことも一体どうなるかわからない昨今。

こんな時、こんな風になんでもないことを

来年もまた、毎年同じことができるということが本当にしあわせ。

不安定な時代だからこそ。

これはコロナの時代でも同じように思う

・年齢は関係なく誰でも「踏み迷う」ことはある。

そんな時にそれぞれの生活の中に長く続けている趣味や大切なものがあるとよくて

そこに行くと自分が無理をしなくてもいられる。そんな場所を作っておくと良い。

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